キャッシュレス決済が普及して、旅行や買い物の支払いを電子マネーやクレジットカードで支払うことが多くなってきました。
支払いを計画的に行うためには、給料日やボーナス日の把握はとても重要です。
この記事を読むことで、公務員の給料日だけでなく、ボーナス日や土日祝日が支払日の際どうなるか、締め日についてもわかります。
家計の管理に役に立つでしょう。
公務員だから、給料日やボーナス日は全部一緒ではありません。
例えば、同じ公務員でも、国家公務員と地方公務員では違います。
そして、同じ国家公務員でも職種によっても給料日は違います。
給料日やボーナス日、土日祝日が支払日、締め日を把握しておくことで、家計の管理が正確にできるようになります。
家計管理を正確にして、安心してショッピングや旅行などを楽しんでください。
スポンサードサーチ
国家公務員の給料日は16日・17日・18日
国家公務員の多くは16日が給料日ですが、省庁によって違います。
内閣、内閣府本府、宮内庁、総務省、公正取引委員会、国家公安員会、
会計検査員、個人情報保護委員会、カジノ管理委員会、金融庁、消費者庁、
公害等調整委員会、人事院、法務省、外務省、財務省、厚生労働省、
農林水産省、国土交通省、環境省(原子力規制委員会を除く)
特許庁・文部科学省・中小企業庁
経済産業省(特許庁と中小企業庁を除く)、原子力規制委員会・防衛省
各省庁によって、国家公務員の給料日が異なるので注意が必要です。
国家公務員の給料日は人事院規則によって決められている
国家公務員の給料日は、法律によって決まっています。
法律は、人事院規則9-7(俸給等の支給)別表(第一条の四関係)です。
この法律によって、給料日が省庁ごとで16日・17日・18日に分けられています。
給料日が日曜日のときは、前々日の金曜日に支払われます。
ただし、支給日が16日日曜日のときは17日月曜日が支給日です。
さらに17日日曜日が支給日の時は18日月曜日になります。
土曜日の場合は、前日が支給日になります。
祝日の場合も、前日が支給日です。
ただし、金曜日が祝日で支給日が19日月曜日になってしまう場合は15日です。
支給日16日の職種
国家公務員の給料日は、16日・17日・18日のどれかです。
最も多くの省庁では、給料日は16日です。
16日に支給される省庁は、以下の通りです。
内閣、内閣府本府、宮内庁、総務省、公正取引委員会、国家公安員会、会計検査員、個人情報保護委員会、カジノ管理委員会、金融庁、消費者庁、公害等調整委員会、人事院、法務省、外務省、財務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省(原子力規制委員会を除く)
特徴的なものは、環境省は16日なのに対して、環境省内の原子力規制委員会は18日と給料日が違います。
この省庁ごとで給料日が異なることについては、ローンの支払日を決める時に注意が必要です。
国家公務員だから16日だろうと支払日を17日にした場合、17日または18日が支払日の省庁の場合は、支払いが滞る危険性があります。
支給日17日の職種
17日が支給日の省庁は3つあります。
文部科学省、特許庁、中小企業庁です。
経済産業省の給料日は18日に対し、経済産業省に属する特許庁と中小企業庁が17日となっているのが特徴的です。
一般企業の場合、異動によって所属先が変わっても給料日が変わるケースはレアですが、国家公務員の場合、所属先が変わると給料日も変わるため注意が必要です。
支給日18日の職種
18日が支給日である省庁も3つあります。
経済産業省、原子力規制委員会、防衛省の3つです。
経済産業省は、経済産業省に属している資源エネルギー庁は18日で、同じ経済産業省内の中小企業庁と特許庁は17日です。
原子力規制委員会は、環境省に属しています。
環境省は16日が給料日なのに対して、原子力規制委員会は17日となっています。
防衛省は、自衛隊が一般的にイメージされると思います。
自衛隊の給料日も18日となっています。
地方公務員の給料日は15日から21日
地方公務員の給料日は、自治体ごとの条例で決まっており、一律同じ日とはいえません。
しかし、地方公務員の多くは15日から21日が給料日です。
教師でも、消防士でも、違う職種であっても、同じ自治体なら給料日も同じになります。
地方公務員の給料日は、職種でなく自治体で検索しましょう。
スポンサードサーチ
ボーナス支給日は6月30日と12月10日
国家公務員のボーナス支給日は、人事院にて夏が6月30日、冬が12月10日と決められています。
地方公務員のボーナス支給日は、各自治体の条例で定められています。
多くの自治体では、国家公務員に合わせており、夏が6月30日、冬が12月10日となっています。
ボーナス支給日が土曜日、日曜日、祝日の場合は、支給日をずらして支給されます。
土日祝が給料日のときはいつ振り込まれる?
上記で少し触れましたが、給料日が土曜日、日曜日、祝日の場合はどうなるのでしょうか。
国家公務員の場合、人事院規則9-7第一条の四で定められています。
日曜日が給料日の場合、支払日は前々日です。
ただし、支給日が14日のときは17日が支給日。
さらに17日が支給日の時は18日になります。
土曜日の場合は、前日が支給日になります。
祝日の支給日も前日です。
ただし、支給日が19日になる場合は15日です。
地方公務員の場合も、国家公務員に準じます。
給料日が日曜日になるときは、前々日に支払われます。
支給日が14日になるときは17日が支給日。
17日が支給日の時は18日になります。
ただし、自治体によって違うため、例外があります。
詳しくは、自治体ごとで調べる必要があるので注意が必要です。
スポンサードサーチ
締め日は月末が一般的
締め日とは、いつからいつまで働いたのかという期間を区切るための日です。
民間の企業の場合は、月末締めが多いとされています。
公務員の多くは、民間企業と同様、締め日が月末となっています。
しかし、民間と異なり、公務員の場合、特徴的なことは前払い制であることです。
前払い制とは、給料日が 15日で締め日が月末であっても、16日から末日までの給料も支払われることです。
前払い制のメリットとしては、その月の給料が満額保障されていることです。
倒産することのない公務員ならではの制度といえます。
民間企業の多くの場合、初任給の支給は翌月まで我慢しなければなりません。
しかし、公務員の場合は、その不安はありません。
ただし、残業代などの各種手当は変動があるため、翌月支給の後払いとなります。
まとめ
この記事では、公務員の給料日について説明しました。
国家公務員の場合、多くの省庁では給料日が16日となっています。
しかし、省庁によって17日、18日の場合があります。
多くの地方公務員の給料日は15日から21日ですが、自治体ごとの条例で違いがあります。
ボーナス支給日は国家公務員の場合、6月30日と12月10日となっています。
地方公務員も、6月30日と12月10日が多いですが、各地方自治体によって異なります。
給料の土日祝日の支払日は、給料日が日曜日になるとき、前々日に支払われます。
土曜日と祝日の場合は、前日が支給日です。
公務員の給料の締め日は、多くが月末締めです。
公務員の給料日について説明しました。
給料日、ボーナス日、土日祝日が支払日、締め日をしっかり把握して、家計管理を正確にしましょう。
第5冊目『公務員に役立つおすすめの資格3選~夢を叶えるための勉強法~』配信!
新着1位獲得!
有料カテゴリーランキング1位獲得!
ブラック職場で働きながら資格勉強するノウハウを凝縮
本書は地方公務員のための資格勉強攻略本です。
市役所時代、ブラック職場にいた際に難関資格を立て続けに取得した手法を公開。
「現役公務員におすすめの資格〜資格を取得するメリット、勉強方法から合格するまでを網羅した一冊」を書きました。
“公務員から資格を取得して転職したい方”や”公務員から資格を取って独立したい方”はご一読ください。
スポンサーリンク